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【Web解析ショートコラム⑧】「セッション数」は何から見る?

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「セッション数」は、“集客施策(サイト外施策)”の効果を測る指標ということを前回お話しました。

では、具体的にセッション数を見るとき、皆さんはどういった視点でどういった数値を見ていますか?

ここはやはり、どのお客様が何を見て、どこからやってきているのか?を知りたいですよね。といっても、アクセスログとGoogleアナリティクスで個々のお客様の情報を見ることには限界もありますから、まずはマクロ(全体)の傾向を把握することから始めます。

ということで、私がまず始めにGoogleアナリティクスで確認する軸は、「デバイス(PCやスマホといった端末のこと)」です。

モバイル(スマホ)とPCでは、画面サイズにとどまらず、インターネットの閲覧スタイルが大きく異なります。そのため、お客様が“何を見て”の大前提として、ユーザーの閲覧環境を確認しておくことが重要と考えるためです。

実際に、BtoC(一般生活者向け)のWebサイトであれば、今や8割以上がモバイルということも当たり前の時代ですが、BtoB(法人・事業者向け)のWebサイトであれば、まだまだ半分近くがPCということも大いにあります。

この2つのWebサイトに同じ集客対策を施しても、結果はまったく異なるはずです。

(ちなみにちょっと脱線ですが、近年一貫して増加傾向にあったスマホでの閲覧割合も、コロナ禍で在宅率が上がると、PCでの閲覧割合が少し増加(戻って)いたりします。Webのアクセスデータを見ていると、こんなところでもコロナの影響の大きさを実感したりします…)

次に確認するのが、「チャネル(どこから訪問してきたか?をまとめた分類)」です。Googleアナリティクスで言えば、DirectとかOrganic Searchとかの分類が表示されていると思います。

これが、まさに“何を見て”の全体像を把握するための分析軸になりますので、ここで自社サイトのユーザーは、どこから訪問してきているのか?を把握して、目標セッション数と照らし合わせながら対策を考えていくことになります。

ただし、ここで1点忘れてはいけないことが。

Googleアナリティクスは、Googleが理解できるものは、勝手にチャネル分け(分類)してくれますが、それ以外は適切な設定をしないと、正確な分類をしてもらえないということがあります。そうすると、本当はどこから訪問してきたか?が曖昧なまま推測をすることになります。 ← これ、ホントにマーケティング的には危険ですよ~(ヒトの思い込みが、間違いを呼ぶ!)

ということで、前回もほんのちょっとだけ触れましたが、データ・ドリブン(の前にベースドですけど)なマーケティングを進めるためには、しっかりとした検証計画と準備をお忘れなく!

参考に、上記の視点含めて、Googleアナリティクスの代表的なチャネル分類を掲載しておきます。(本来は、全部で9つらしいです)

<Googleアナリティクスの代表的チャネル>

チャネル 訪問元
Direct
(直接)

他サイトを経由しない直接の訪問だが、正確には経由が取得できていない訪問

(何も設定しないと、Eメール・アプリなどからの訪問がここに含まれる点は注意!)

Referral
(参照元)
他サイトに貼られたリンク経由の訪問
Organic Search
(自然検索)
Google、Yahoo!など検索エンジンでの自然検索(検索広告を除く)からの訪問
Paid Search
(検索広告)

検索広告(リスティング広告)からの訪問

(ただし、Google広告以外は基本、設定しないと「自然検索」にカウントされてしまう点は注意!)

Display
(ディスプレイ広告)

ディスプレイ広告からの訪問

(ここも基本、何も設定しないと「Referral」「Social」などにカウントされてしまう点に注意!)

Social
(ソーシャルメディア)

ソーシャルメディアからの訪問

(Googleで認識されているメディアはここに分類されるが、例えばLINEなどは自動ではここに分類されない点に注意!)

Email
(Eメール)

Eメールからの訪問

(ただし、上記のとおり設定しないと「Direct」にカウントされてしまう点に注意!)

設定の方法は、お近くの詳しい方か専門家までどうぞ。

なお、前段で述べた「デバイス」がほぼPC、またはほぼスマホというWebサイトでは、「チャネル」データをそのまま確認することで問題ないと思いますが、デバイス割合がPC⇔スマホなどで分かれている方は、デバイスによってチャネルの構成割合が違うことはよくありますので、次の2軸でデータを確認してみることをおすすめします!

デバイス×チャネル

Googleアナリティクスのカスタムレポートなどの機能(他にもやり方はイロイロ...)を使用すれば、簡単にデータは確認できると思いますので、ぜひ、Googleアナリティクスの勉強も進めてみてください。

それではまた次回。

エーアンドエーではGoogleアナリティクスを使ったWeb解析を承っております。
「自分たちのWebサイトを改めて見直したい」「どのようにWeb解析を進めればいいのかわからない」「自社マーケティングに活用したい」という方はぜひご相談ください。

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