2020年度 産学連携

SDGsのデジタル表現に関する共同研究プロジェクト

PROJECT STORY プロジェクトストーリー

SDGs(持続可能な開発目標)の達成期限である2030年まであと10年を切りました。そもそもSDGsってなに?何を達成するの?そんな方もまだまだ多いと思います。SDGsとは、この世界に暮らす私たちが、この先もずっと幸せに生きていくための、全世界共通の17の目標です。

つまりSDGsは、私たちの未来のためにとても大事なこと。しかしまだSDGsの認知度は、残念ながらそこまで高くありません。そんなSDGsを、もっとたくさんの人に知ってもらうにはどうすればいいのだろう?そんな想いから、このSDGsの共同研究プロジェクトは始まりました。

Web制作会社である私たちは、Webを通してSDGsを効果的に表現する方法を模索していました。そこで協力をお願いしたのが名古屋芸術大学です。名古屋芸術大学は、日頃からメディアや表現について研究されている芸術系総合大学です。

協力してくれたのはメディアデザインコース3年生の皆さん。最初はSDGsについてほとんど知らなかったので、まずはSDGsについて調べ、理解するところからのスタートでした。しかしSDGsについて知れば知るほど、SDGsとは私たちの生活の一部であり、私たち自身が自分ごととして考えなければいけないテーマなのだと気付きました。

SDGsを社会に届けるための表現手法を考えていくにあたり、SDGsの17の目標から今回の表現テーマとして2つを選びました。「質の高い教育をみんなに」「ジェンダー平等を実現しよう」です。

学生により選ばれた2つの目標は、どちらも若い世代にとって身近なテーマであり、また関心の高いものでした。そのような2つの目標をもとに、学生が主体となってWebでの表現方法を考えることで、SDGsをより効果的に、より幅広く社会に届けることができるのではないかと思います。

2020年10月のプロジェクト開始から約半年間、学生の皆さんとSDGsについて何度も考え、意見を交わしてきました。今回はその集大成として、実際に学生たちが作成したプロトタイプを一般公開いたします。

作品を見て思ったこと、感じたことなど、皆さまの率直なご意見・ご感想を心よりお待ちしております。

PROJECT01

Joint ~AI×学生によるミュージックビデオ制作~

SDGsの目標44. 質の高い教育をみんなに

PROJECT02

ジェンダーコミュニティ ~私たちは普通である~

SDGsの目標55. ジェンダー平等を実現しよう

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